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ダメージ計算

ダメージ計算の処理順|補正がかかる順番と端数の切り捨て

公開 2026.05.16更新 2026.09.22

ダメージは 基礎ダメージに補正を順番に掛け、段階ごとに端数を処理して 決まります。最後にまとめて掛けるのではないため、順番によって1〜2の差が出ます。

Lv50固定の本作では、基礎ダメージの式は floor(floor(22 × 威力 × 攻撃 ÷ 防御) ÷ 50) + 2 です。この記事の計算はダメージ計算機と同じ手順です。

技名・特性名・ポケモン名をタップすると、詳細と使い手の一覧が開きます。

ダメージ補正がかかる順番(基礎→天候→急所→乱数→一致→相性→その他)

順段階内容端数
1実数値攻撃・防御の実数値にランク補正、ちからもち(攻撃2倍)・はりきり(1.5倍)・ファーコート(防御2倍)・すなあらし(いわの特防1.5倍)・ゆき(こおりの防御1.5倍)を掛ける切り捨て
2威力テクニシャン(威力60以下を1.5倍)など威力に掛かる補正切り捨て
3基礎ダメージfloor(floor(22 × 威力 × 攻撃 ÷ 防御) ÷ 50) + 2切り捨て2回
4天候晴れのほのお1.5倍・みず0.5倍、雨のみず1.5倍・ほのお0.5倍五捨五超入
5急所1.5倍五捨五超入
6乱数85〜100%の16通り切り捨て
7タイプ一致1.5倍(てきおうりょくは2倍)五捨五超入
8タイプ相性0.25/0.5/1/2/4倍切り捨て
9その他道具(いのちのたま1.3・タイプ強化1.2・ちからのハチマキ1.1)、特性(もうか系1.5・かたいツメ1.3・フィルター0.75・マルチスケイル0.5など)、フィールド1.3、壁0.5、ダブルの範囲技0.75、やけど0.5をすべて掛けてから1回五捨五超入

「五捨五超入」は小数点以下がちょうど0.5なら切り捨て、0.5を超えたら切り上げる処理です。

段階9の補正は互いに掛け合わせてから端数を処理します。いのちのたま(1.3)とタイプ強化アイテムは同時に持てないため、実際に重なるのは道具1つ+特性+フィールド+壁までです。

計算例:ガブリアスのじしん → メタグロス(138〜164)

ガブリアス(攻撃に能力ポイント32・無補正:実数値182)のじしん(威力100)を、メタグロス(防御に0:実数値150、HP155)が受けた場合です。

段階計算値
基礎ダメージfloor(22 × 100 × 182 ÷ 150) = 2669 → floor(2669 ÷ 50) + 255
天候・急所なし55
乱数(最小85%)floor(55 × 0.85)46
タイプ一致46 × 1.5 = 6969
タイプ相性じめん→はがね・エスパーで2倍。69 × 2138
乱数(最大100%)55 → 55 × 1.5 = 82.5 → 五捨五超入で 82 → × 2164

16通りの乱数で 138・140・140・144・144・146・150・150・152・152・156・156・158・158・162・164 となり、HP155を1発で超えるのは16通り中6通り(37.5%)です。表示上は「乱数1発(38%)/確定2発」になります。

乱数が16通りしかないため、ダメージの値も最大16種類です。同じ値が2回出ているのは、切り捨てで潰れているためです。

補正を足したときの実数値(リフレクター・やけど・急所・晴れ)

上の計算に条件を1つ足すと、次のように変わります。

条件ダメージ変化
なし138〜164—
メタグロス側にリフレクター69〜82段階9で0.5倍
ガブリアスがやけど69〜82段階9で0.5倍。リフレクターと同じ結果
急所206〜246段階5で1.5倍。リフレクターは無視される

天候の例です。リザードン(特攻に32:実数値161)のかえんほうしゃ(威力90)をギャラドス(特防に0:実数値120、HP170)が受けた場合です。

天候ダメージ変化
なし34〜41ほのお→みず・ひこうで0.5倍
晴れ51〜61段階4で1.5倍
雨16〜20段階4で0.5倍

乱数は85〜100%の16通り、最小と最大の差は約15%

項目値
乱数の範囲85・86・87 … 99・100%の16通り。それぞれ1/16
最小と最大の差最大値の15%
「確定n発」最小乱数でも n 発で倒せる
「乱数n発(x%)」最大乱数なら n 発で倒せるが、確率は x%

乱数は段階6で掛かるため、その後のタイプ一致・相性・その他の補正で差が広がります。上の例では基礎55に対して乱数の幅は46〜55(差9)ですが、最終的には138〜164(差26)になります。

端数処理で起きること:同じ倍率でも順番で結果が変わる

  • 0.5倍が2つ重なっても1/4にならない場合がある:リフレクター(段階9)とやけど(段階9)は同じ段階で掛け合わせてから端数処理されるが、天候0.5倍(段階4)と壁0.5倍(段階9)は別々に端数処理される。値が小さいと1の差が出る
  • 急所は壁と攻撃側のマイナスランク・防御側のプラスランクを無視する:段階1でランク補正を掛ける前に、不利なランクを0として扱う
  • 相性0.25倍の技は最低1ダメージ:計算結果が0になっても1は入る。ただし相性が「こうかなし」なら0
  • ちからもち・はりきりは実数値、いのちのたまはダメージ:段階1の補正は乱数の前に切り捨てられ、段階9の補正は乱数の後に掛かる。同じ「1.5倍」でも結果が1〜2ずれる

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