タイプ一致の倍率|×1.5とてきおうりょくの×2.0
自分のタイプと同じタイプの技を使うと、ダメージが 1.5倍 になります。これがタイプ一致補正(STAB)です。
特性「てきおうりょく」を持つポケモンだけは 2.0倍 です。本作ではドラミドロ・イダイトウと、メガシンカ後のメガルカリオなどが該当します。
通常のタイプ一致は1.5倍で、2.0倍になるのはてきおうりょく持ちだけです。
タイプ一致になる技・ならない技(ギャラドスの例)
ギャラドスは みず・ひこう の複合タイプです。複合タイプは どちらか一方と技のタイプが同じなら 一致扱いになるので、みず技もひこう技も1.5倍が乗ります。
| ギャラドスの技 | 技のタイプ | 補正 | 実質威力 |
|---|---|---|---|
| たきのぼり(威力80) | みず | ×1.5 | 120相当 |
| とびはねる(威力85) | ひこう | ×1.5 | 127相当 |
| じしん(威力100) | じめん | なし | 100 |
| かみくだく(威力80) | あく | なし | 80 |
じしんは威力100で、数字だけ見ればたきのぼりより高い技です。補正込みではたきのぼりが120相当になり、等倍同士ならたきのぼりのほうがダメージが大きくなります。
同じ理屈でフシギバナ(くさ・どく)はエナジーボールもヘドロばくだんも一致、ガブリアス(ドラゴン・じめん)はげきりんもじしんも一致です。複合タイプのポケモンは一致技を2系統持てます。
てきおうりょくはタイプ一致が×2.0
てきおうりょくは一致補正を1.5倍から2.0倍に引き上げる特性です。数値で見ると、通常のポケモンが弱点を突いたときと同じ倍率を、等倍の相手に対して出せることになります。
| 等倍の相手 | 弱点(×2) | 4倍弱点(×4) | |
|---|---|---|---|
| 通常のタイプ一致 | ×1.5 | ×3.0 | ×6.0 |
| てきおうりょく | ×2.0 | ×4.0 | ×8.0 |
本作でてきおうりょくを持つのは次の5体です。
- ドラミドロ(どく・ドラゴン)— りゅうのはどうもヘドロばくだんも2倍
- イダイトウ(みず・ゴースト)— たきのぼりとシャドーボールが2倍
- メガルカリオ(かくとう・はがね)— インファイト・バレットパンチが2倍。メガシンカ後の特性なので、メガシンカした瞬間から適用されます
- メガスピアー(むし・どく)
- メガキラフロル(いわ・どく)
いずれも一致技が2.0倍になるため、等倍の相手に対しても通常の弱点と同じ倍率で攻撃できます。
へんげんじざい・リベロは登場後の最初の1回だけタイプが変わる
ゲッコウガ(みず・あく)・マスカーニャ(くさ・あく)のへんげんじざい、エースバーン(ほのお)のリベロは、使う技のタイプに自分のタイプが変わる特性です。変わった後はその技がタイプ一致になるので1.5倍が乗ります。
ただし発動は 場に出てから最初の1回だけ で、2回目以降の技ではタイプは変わりません。
発動のしかたは、元のタイプが1つか2つかで違います。
| ポケモン | 最初に使う技 | 発動 | 発動後のタイプ |
|---|---|---|---|
| エースバーン(ほのお) | かえんボール(ほのお) | しない | ほのお のまま(元から一致・1回は消費されない) |
| エースバーン(ほのお) | とびひざげり(かくとう) | する | かくとう |
| ゲッコウガ(みず・あく) | ハイドロポンプ(みず) | する | みず 単タイプ(あくが消える) |
| ゲッコウガ(みず・あく) | あくのはどう(あく) | する | あく 単タイプ(みずが消える) |
| ゲッコウガ(みず・あく) | れいとうビーム(こおり) | する | こおり |
- 単タイプのエースバーンは、元からほのおタイプなので、最初にほのお技を使ってもタイプは変わりません。このとき「1回」は消費されず、次に別タイプの技を使えばそこで発動します
- 複合タイプのゲッコウガ・マスカーニャは、元のタイプの片方と同じ技でも発動し、その技の単タイプになります。タイプが追加されるのではなく置き換わります
- ゲッコウガが最初にハイドロポンプを撃つとあくタイプを失い、以降のあくのはどうは一致(1.5倍)ではなく等倍になります
- 技が失敗して発動しなかった場合も「1回」は消費されず、次の技で発動します
複合タイプの2体は、1回目にどの技を撃つかで残りのターンの一致技が決まります。もう一度発動させるには、いったん引っ込めて出し直します。
この3体は交代を挟むたびに最初の1回が復活します。エースバーンはとんぼがえりで自分から交代できます。
タイプ一致と弱点・天候の重ね掛け
タイプ一致補正は、天候・急所・タイプ相性と すべて掛け算 で重なります。計算の順番はダメージ計算の処理順にまとめていますが、倍率だけなら単純に掛けた値になります。
例えば雨の下でギャラドスがほのおタイプにたきのぼりを当てると、
- タイプ一致 ×1.5
- 雨のみず技補正 ×1.5
- ほのおに対する弱点 ×2
で ×4.5 です。これに急所(×1.5)が乗れば×6.75になります。
タイプ不一致の技を入れる場合
不一致の技(サブウェポン)を入れる目的は、一致技が等倍以下になる相手を攻撃するためです。ギャラドスにとって4倍弱点のでんきタイプを例にすると、
不一致のじしんのほうが倍率が高くなります。サブウェポンはこのように、一致技より倍率が大きくなる相手を具体的に決めて入れることができます。
倍率の比較は次の通りです。
- 一致技が 等倍で通る 相手(×1.5)と、不一致の弱点技(×2)では、不一致の弱点技のほうが倍率は高い。差は×2÷×1.5で約1.33倍
- 一致技が 半減される 相手(×0.75)には、不一致の等倍技(×1.0)のほうが倍率が高い
- サブウェポンは「一致技を半減してくる相手」「一致技より大きく取れる相手」を想定して選べる