あくびの仕様|眠るタイミングと交代・バトンタッチの扱い
あくびは相手を ねむけ状態 にする技です。ねむけ状態になったポケモンは、次のターンの終了時 にねむり状態になります。
あくびを使われたターンには何も起きません。次のターンは普通に行動でき、そのターンの終わりに眠ります。この1ターンの間に交代すれば、ねむけは消えます。
命中率の判定はないため、そらをとぶ・あなをほるなどで姿を隠している相手以外には当たります。
あくびで眠るのは次のターンの終了時
素早さ47のカバルドンが、素早さ100の相手にあくびを使った場合の流れです。
| ターン | 起きること |
|---|---|
| 1ターン目 | 相手が先に攻撃 → カバルドンがあくび → 相手はねむけ状態になる(まだ眠らない) |
| 2ターン目 | 相手は通常どおり行動できる。ターン終了時に相手がねむり状態になる |
| 3ターン目 | 相手はねむり状態。眠った直後の行動(1回目)は眠ったまま |
| 4ターン目 | 2回目の行動は1/3の確率で起きる |
| 5ターン目 | 3回目の行動で起きて、そのターンから動ける |
2ターン目に相手は攻撃も変化技も交代もできます。あくびは「相手に1ターン自由に行動させたあとで眠らせる」技です。
本作のねむりは行動回数で数えます。1回目は眠ったまま、2回目は1/3で起きる、3回目で起きる、という流れです。詳しくはねむり状態の記事にあります。
あくびのねむけは交代・バトンタッチで消える
ねむけ状態は 交代すると消えます。通常の交代でも、バトンタッチでも同じです。
| 交代のしかた | ねむけの扱い |
|---|---|
| 通常の交代 | 消える。後続は眠らない |
| バトンタッチで交代 | 消える。バトンタッチは能力変化やみがわりを引き継ぐが、ねむけは引き継がない |
| とんぼがえり・ボルトチェンジで交代 | 消える |
| ふきとばし・ほえるで強制交代させられる | 消える |
| ドラゴンテールで強制交代させられる | 消える |
あくびを受けたポケモンがバトンタッチを使うと、積んだ能力変化だけを後続に渡し、ねむけは置いていけます。あくびで交代を迫られた積み役の逃げ道の一つです。
あくびを使う側から見ると、相手はバトンタッチで能力変化を保ったまま交代できるため、眠らせるには交代先にもう一度あくびを当てる必要があります。
あくびが失敗する条件(状態異常・ふみん・エレキフィールド・みがわり)
次の相手には、あくびは使った時点で失敗します。
| 条件 | 補足 |
|---|---|
| 相手がすでに状態異常(どく・まひ・やけど・こおり・ねむり) | 状態異常は1体に1つのため、重ねられない |
| 相手がすでにねむけ状態 | 2連続で使っても眠るタイミングは早まらない |
| 特性ふみん・やるき | コノヨザル・ジュペッタ・スコヴィランなど。ねむけ状態にならない |
| 特性スイートベール | アマージョ・マホイップ・ペロリーム。ダブルでは味方も守る |
| 特性リーフガード(晴れのとき) | メガニウム・リーフィア・アマージョ。晴れていないと防げない |
| 特性フラワーベール(ダブルのみ) | フラージェス・フラエッテ(えいえんのはな)の隣にいるくさタイプの味方が対象。フラージェス自身はフェアリータイプなので守られない |
| 特性きよめのしお | キョジオーン |
| エレキフィールド・ミストフィールドで相手が地面にいる | ひこうタイプ・ふゆう持ちには効く。メガライチュウX・バチンウニ(エレキメイカー)が場に出ているとあくびは通らない |
| 相手がしんぴのまもり状態 | 5ターンの間、状態異常とねむけを防ぐ |
| 相手がみがわりを出している | みがわりで無効化される |
| 相手がまもる・みきり系を使った | 変化技のためまもるで防がれる |
| 相手が姿を隠している | そらをとぶ・あなをほる・ダイビング・ゴーストダイブ・とびはねるの1ターン目には当たらない |
| 相手が特性マジックミラー | エーフィ・ブリムオン。跳ね返って自分がねむけ状態になる |
自分がちょうはつ状態のときは、あくびは変化技のため選べません。
ねむけ状態でも眠らずに済む方法(交代・ラムのみ・フィールド)
あくびが通ってねむけ状態になっても、次のターン終了時までに次のどれかを満たせば眠りません。
| 方法 | 具体例 |
|---|---|
| 交代する | 通常の交代でもバトンタッチでも消える。後続には引き継がれない |
| 先に別の状態異常になる | 相手のでんじはで先にまひすれば眠らない |
| ラムのみ・カゴのみを持っている | ねむりになった時点で発動して回復する。木の実は消費される。相手が特性きんちょうかん(バンギラスなど)だと木の実が使えない |
| 眠る前にエレキフィールド・ミストフィールドを展開する | ターン終了時に地面にいてフィールドがあれば眠らない。メガライチュウX(メガシンカ時)やバチンウニ(交代で出す)なら展開できる |
| しんぴのまもりを張る | ニンフィア・ヤドラン・エーフィなどが覚える |
| 場にさわぐ状態のポケモンがいる | さわぐ中は眠れないため、あくびは成功してもねむけが発動しない |
ねむけ状態のまま自分でねむるを使うこともできます。その場合はねむるによるねむりになります。
あくびを使う代表的なポケモン
耐久が高く、あくびで相手を動かしながら設置技や回復技を使えるポケモンです。
| ポケモン | HP/防御/特防 | 素早さ | あくびと一緒に使える技 |
|---|---|---|---|
| カビゴン | 160/65/110 | 30 | ねむる・ねごと・あまえる・まもる |
| カバルドン | 108/118/72 | 47 | ステルスロック・ふきとばし・なまける。すなおこしで砂ダメージも重なる |
| ブラッキー | 95/110/130 | 65 | ねがいごと・どくどく・ちょうはつ・まもる |
あくびを覚えるポケモン
本文中のあくびをタップすると、覚えるポケモンの一覧がカードで開きます。
あくびの使い方:交代を迫って起点を作る
交代を迫って起点を作る
あくびを受けた相手は「眠る」か「交代する」かを選ぶことになります。
ここにステルスロックを重ねると、相手が交代するたびに岩ダメージが入ります。カバルドンなら1ターン目にステルスロック、2ターン目にあくび、という順番です。
相手が交代せずに居座れば眠るので、その間になまけるで回復したり、後続の積み技の起点にしたりできます。交代先にもう一度あくびを使えば、同じ選択を繰り返させることができます(あくびループ)。
あくびとまもるの組み合わせ
あくびを使った次のターンにまもるを使うと、相手の攻撃を1回無効にしたうえで眠らせられます。
相手が交代した場合はまもるが空振りしますが、居座った場合は眠りに入るまでのダメージをゼロにできます。カバルドン・カビゴン・ブラッキーはいずれもまもるを覚えます。
ダブルバトルでは対象1体
あくびは相手1体を選ぶ技です。両方を同時にねむけにはできません。
あくび対策:眠る直前に交代・ラムのみ・エレキメイカー
- 交代で受ける:あくびを受けたターンではなく、次のターン(眠る直前のターン)に交代しても間に合います。バトンタッチでも消えます
- ラムのみを持たせる:眠った時点で起きるので、1回だけあくびを無効化できます
- エレキメイカーを用意する:メガライチュウXのメガシンカ、またはバチンウニの交代でエレキフィールドが展開され、地面にいる味方はあくびを受けなくなります
- 上からちょうはつを撃つ:あくび持ちの多くは素早さ30〜65です。先にちょうはつが通れば、あくび・ステルスロック・回復技を封じられます
- 先にみがわりを置く:あくびはみがわりで無効化できます。ただし、あくび持ちがふきとばし・ほえるを持っていると、みがわりごと交代させられます